全学科の授業について
ゼミについて教えてください
2年次に1年間履修する卒業必修科目です。短大教員にはそれぞれ専門とする研究分野があり、学生は学科・専攻に関わらず、各自の関心に応じてどの教員のもとで研究を進めるか選ぶことができます。ゼミの人数は数名から十数名で、通常授業よりも専門的な学習に時間をかけて取り組みます。また、ゼミの担当教員は学生生活や就職に関する相談にものります。
実習先はどのように決めるのですか
どの学科・専攻にも学外で実習する科目があります。実習先は本人の希望をふまえて学科が決定します。
入学後の転科はできますか
条件を満たすと転科・転専攻できる場合があります。ご相談ください。
生活科学科生活科学専攻の授業について
生活科学科生活科学専攻では、どのような資格取得ができますか
パソコン技能標準試験(日本語ワープロ技能標準試験、表計算技能標準試験)、日商簿記検定、
色彩検定などを扱っています。特にパソコン技能標準試験、日商簿記検定は資格取得のための科目を設けて積極的にサポートしています。
就職先はどのようなところですか
一般企業の事務・販売・サービスから金融機関の窓口まで多様な進路選択が可能です。ほかにも資格を生かした図書館や病院への就職も可能ですが、求人は決して多くありません。これは本学に限らず全国的な傾向といえます。
生活科学科食物栄養専攻の授業について
料理の経験があまりなく不安です
調理学分野の実習は2年間で3科目あります。1年前期「調理学入門実習」ではまず、包丁の持ち方、食材の切り方、計量方法といった基礎を徹底して身につけます。その後徐々にステップアップしていくので技術は着実に向上します。
管理栄養士の免許を取りたい
本学で栄養士免許を取得して卒業し、栄養士として実務に3年以上携わると管理栄養士国家試験の受験資格を得られます。食べ物と健康、臨床栄養学など試験は9科目あります。本学は卒業生を対象に、管理栄養士国家試験対策講座を実施しています。合格を目指す仲間との情報交換の場としてもにぎわっています。
幼児教育学科の授業について
ピアノ経験がありませんが、ついていけますか
ピアノ未経験の初心者から始められるテキストを使い、1対1の個別指導をおこなうので大丈夫です。練習室も自由に使えますし、空き時間や放課後などを上手に活用して地道に努力すれば必ず上達します。
保育所で働きたいのですが、幼稚園教諭免許も必要なのですか
現在、認定こども園をはじめとして、幼稚園・保育所の制度が変わってきています。ほとんどの幼稚園・保育所で就職時に両方の免許・資格が求められるため、できる限りどちらも取得して卒業することをお勧めします。
実習は大変ですか
楽ではありませんが、頑張れば頑張るほど子どもたちが応えてくれるので、保育職のやりがいを肌で感じられるはずです。お別れ会で子どもたちに「せんせい、いなくなっちゃうの?」、「またきてね!」などと言われて感動して泣いた、という実習生も。きっと努力は報われます。
入学試験について
指定校制度はありますか
本学の出願区分に「学校推薦型指定校選抜」があり、面接と書類選考によって合否判定されます。皆さんが通っている高校が本学の指定校であるかは、高校の先生におたずねください。
筆記試験はありますか
筆記試験はありませんが、推薦以外の出願区分では、小論文試験があります。
学費・奨学金について
釧路短大の学納金はいくらですか
2年間の学納金は入学金を含め生活科学科生活科学専攻と幼児教育学科は
217万円、生活科学科食物栄養専攻は223万円です(教材費、各会費、受験料、資格申請料などは除きます)。
釧路短大独自の奨学金や支援制度はありますか
釧路短期大学奨学生1種・2種、2年次の特別奨学生:それぞれ年額20万円の奨学金を給付(返還義務なし)します。
釧路短期大学同窓会奨学生:年額6万円の奨学金を給付(返還義務なし)します。
親・姉妹・兄弟に本学卒業生および在学生がいる者:入学金の半額を支援(支払い免除)します。
社会人入学者:生涯学習奨励金年額25万円(返還義務なし)を給付します。
国の高等教育支援制度は受けられますか
受けられます。本学は高等教育の費用を一部無償化する「高等教育の修学支援新制度」の対象機関に認定されています。
就職について
釧路市内で就職できますか。
釧路をはじめとした道東の企業や病院、福祉施設などから毎年多くの求人が寄せられています。本学では地元での就職を望む学生が多く、そのほとんどが、釧路管内での就職を果たしています。
事務の職種に就きたいのですが
事務の求人数は他の職種に比べ、あまり多くありません。本学の事務を希望する学生の6割ほどが、事務職に就いています。
大学生活について
マイカー通学はできますか
本学の敷地内に学生用駐車場がありますので、マイカー通学をすることができます。ただし、事前に自動車通学の登録が必要です。登録証が発行された方は、ルールを守って安全に通学・駐車してください。
アルバイトはできますか
本学では学生の約半数がアルバイトをしています。1ヵ月の収入は3万円程度のようです。学業の妨げにならなければ社会経験のひとつとして良い機会になるでしょう。ただし、学外実習中は禁止です。
下宿やアパートの広さや家賃はどれくらいですか
本学周辺には多くの下宿やアパートがあります。下宿の家賃は45,000~50,000円(敷金約1カ月分)で、1日2食付・6~8畳が一般的です。アパートの場合、家賃は26,000~50,000円(敷金約1カ月分)で、6~9畳が多いようです。
男子学生の割合はどれくらいですか
年度により異なりますが、1学年100名のなかで、男子学生は5~10名程度です。学科・専攻を問わず交流があり、同じ目標をもつ仲間として、一緒にがんばっています。