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幼児教育学科のシラバス


自然科学概論(一般教育)

担当教員  針生 勤
授業形態・単位等 講義、2単位
授業の概要  自然科学は自然界に起こるさまざまな現象を研究し、法則性を明らかにする学問である。私たちは科学の発展によって今日の豊かな生活を謳歌している。一方で、原子力発電事故でも明らかなように、科学の発展は重大なリスクを伴う。従って、こうした現代社会を生きる私たちにとって、科学は自然を理解する上で基本的な教養と言える。そこで、科学の歴史的理解からはじめ自然科学の特徴や社会との関わりを学びながら、科学的な判断と思考の力を養うことを目標とする。
学生の到達目標  1.身近な自然現象に関心を持ち、その現象について科学的に説明できる。
2.私たちの生活が地球環境の変化と密接に関わっていることを理解し、それを具体的に説明できる。
3.自然科学の発展と社会の関係を考えることができる。
授業計画 1.ガイダンス・自然科学とは何か
 授業の進め方、評価の方法についての説明する。配布資料(自然を理解するために・NHK出版)の第1章を輪読し、自然科学とは何かを学ぶ。
2.自然科学の歩んだ道(輪読・講義)
 配布資料(自然を理解するために・NHK出版)の第2章を輪読し、科学が歩んできた道のりを学ぶ。
3.生命の誕生と進化(映像)
 「NHKスペシャル 生命-40億年のはるかな旅-」を視聴し、生命がどのように誕生し、進化してきたかを学ぶ。
4.自然科学が対象とする世界
 配布資料(自然を理解するために・NHK出版)の第3章を輪読し、自然界のすべてについて広いスケールにわたって探求してきた道のりを学ぶ。
5.自然科学の基盤-見ること・測ること
 配布資料(自然を理解するために・NHK出版)の第4章を輪読し、これまで宇宙・地球・生命・物質など自然界において革命的な発見を重ねてきた技術を学ぶ。
6.生物科学の世界
 配布資料(自然を理解するために・NHK出版)の第6章を輪読し、生物学の誕生と発展、そしてヒトという動物はどこへ向かうのかを学ぶ。
7.生命の神秘(映像と講義)
 生命の起源、地球外の生命、生物の基本単位・細胞、生命の設計図・DNAなどを学ぶ。
8.生命の多様性(映像と講義)
 植物や魚類の出現、動物の陸上進出、6回目の大量絶滅などを学ぶ。
9.人類の誕生と進化(映像と講義)
 霊長類の進化、人類の登場、マンモスハンター・ネアンデルタール人、ヒト(ホモ・サピエンス)の誕生と生き残った理由などを学ぶ。
10.天文学・地球科学の世界
 配布資料(自然を理解するために・NHK出版)の第7章を輪読し、宇宙と地球についてこれまで明らかにされたこと、また現代的な課題について学ぶ。
11.地球のしくみ(映像と講義)
 地球を覆うプレート、大陸移動、地震、地磁気などを学ぶ。
12.自然科学の光を影
 配布資料(自然を理解するために・NHK出版)の第12章を輪読し、科学技術が生み出した成果を享受する一方、科学技術がもたらす影について学ぶ。
13.地球温暖化
 20世紀半ば以降の温暖化は人間による影響の可能性がきわめて高いと言われることから、温暖化の原因とその国際的な対応を学ぶ。
14.自然科学と社会・その1
 配布資料(自然を理解するために・NHK出版)の第14章を輪読し、科学と技術、文化と芸術、現代社会の中の自然科学について学ぶ。
15.自然科学と社会・その2
 生物多様性の危機の現状とその保全をめぐる世界と日本の取り組みと、国際的な合意について学ぶ。
16.定期試験
準備学習 1.事前に学習資料を配布するので、目を通しておく。
2.新聞・テレビなどで報道される自然科学の話題を常に察知し、調べる習慣を付ける。
評価の方法・観点 授業終了後に実施する定期試験で評価する。
メッセージ 身の回りに起こる、さまざまな自然現象に関心を持ち、疑問に思ったらすぐ調べる癖を付けて下さい。