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幼児教育学科のシラバス


生物学(一般教育)

担当教員  大西 英一
授業形態・単位等 講義、2単位
授業の概要   科学の分野が細分化される現代にあっても、あらゆる面で生物・生命にかかわる分野を避けては通れません。最近「生物学が面白い」と言われますが、「高校生物」の基礎を踏まえながら、別の角度で生物学に迫ってみることも大切です。幸い釧路は「遺伝子の宝庫・日本最大の自然史博物館」といわれるほど自然に恵まれた地域であります。この科目では、天然記念物「釧路湿原」・「春採湖」や釧路の里山「武佐の森」を訪れ、現地の地形や生物たちに迫り、生態系の仕組みや生活史のなぞ解きをします。
学生の到達目標  1.地域の生態系への理解
  釧路の自然の概要を知り、地域社会で定着している「釧路検定」等の資格取得や、アウトドアガイドなどで活躍ができる糸口を掴むことができる。
2.動植物の分類学・生態学・地域の環境学の初歩にふれる
  上項達成のために、分類学・生態学・環境学の初歩を身につけることができる。
3.生物界の話題を探る
  目まぐるしく変化していく現代社会で、避けて通れないBIO-TOPIXに触れ、これからの生物界の行方を見据えることができる。
授業計画 1.オリエンテーション・生物学の学び方・釧路を取り巻く自然環境
2.釧路の宝・春採湖と武佐の森の概況(講義と映像)
3.4.巡検・天然記念物の春採湖を探る(トンボの池から森・岬を巡って60ポイントを確認)
 ※6.の武佐の森の巡検と併せて
5.巡検の問題点討議と、森の生物学(階層構造・生物の共生他・講義と映像)
6.巡検・釧路の里山「武佐の森」(スクールバス利用)段丘面からミニ湿原へ
7.日本最大の「釧路湿原」、生成・多様な生物群・保全まで(講義と映像)
8.生物の系統と分類・リンネから5界説まで・ドメイン(講義と映像と作業)
9.生物と環境 個体群の成長から相互関係・生存曲線まで(講義と映像)
10.生物環境 個体群間の相互作業から植生の多様性まで(講義と映像)
11.進化 生物の起源と進化 生命の誕生から進化の概要(講義と映像)
12.進化 人類の起源と拡散 サルからヒトの文化を持つまで(講義と映像)
13.脳とこころ 新しい命の話題を巡って(講義と映像。討議)
14.釧路と地球温暖化・釧路湿原の消失はあるか(講義と映像・討議)
15.定期試験
16.試験結果講評とまとめ
準備学習 1.巡検に先立って、武佐の森や春採湖・釧路湿原等の資料を配布いたします。あらかじめ予備知識を持っているとさらに深く探求でき、レポート作成もスムースになります。
2.講義には映像を多用しますが、あらかじめ講義の予告などいたしますので、関連分野の予備知識(図書館に備えています)を入れておくと、映像資料が生きてきます。
3.本学の図書館には、他の図書館以上に関係資料が保存されています。活用しましょう。
評価の方法・観点 1.定期試験(筆記)約80%
2.レポート(各巡検後に提出)約20%
3.1+2で総合的に評価します。きちんと出席して、レポートを欠かさなければ、再試験はないと思います。
メッセージ 高等学校時代と違った視点で、貴重な自然に触れ、生命の神秘や多様性を楽しく学びましょう