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生活科学科生活科学専攻のシラバス


地域と資料(専門教育)

担当教員  佐藤 宥紹
授業形態・単位等 講義、1単位
授業の概要  この授業は専門教育科目です。あわせて図書館司書養成科目の選択科目となっている「図書館情報資源特論」の内容は「地域と資料」として講義します。講義は三領域で構成しています、
1.「地域の理解・調査と資料の構造・体系」では、地域資料(もしくは郷土資料ともよびます)・行政資料に理解と習熟を求める背景を述べます。
2.次に「地域を理解する諸資料の存在形態」を6回にわけ、個別に紹介します。
3.さらに第3の領域で、「地域資料の収集と組織化」「地域資料の保存・管理」が、図書館司書の判断と地域観による点が大きく、知識・技術の重要性を提案します。
学生の到達目標  1.この授業では、図書館資料の構成要素のひとつである地域資料・行政資料の構造と体系について理解と習熟を求めます。
2.市民が地域に関心を寄せ、地域で活動を展開し、しかもその活動が有意義であるためにはデータの利用と解析が不可欠な点を略述できます。
3.地域資料・行政資料へのニーズは高く、その資料構成はまた地域の公共図書館の特性の構成要素である点を説明できます。
4.のみならず多くの資料が希少性をもつ点から、保存・継承のため適切に取扱うことのできる知識と技術を修得してもらいます。
5.この授業では特に、地方更生運動で知られる前田正名について、その生涯を地域資料に即して略述できるようにします。
授業計画 1.前田正名の調査・理解と資料の構造・体系
2.阿寒の自然を理解する資料・統計・文献
3.前田正名の府県調査にみる公文書
4.前田正名の地方遊説を新聞に見る
5.子が親から採話、前田正名自伝
6.前田正名家と私文書
7.地域資料の収集・組織化と公開
8.地域資料の保存・管理(学外の資料保存施設の見学を行うことがある)
準備学習  春期講義休止期間中に、参考文献として掲げた文献のうち1冊を読み取り、地域に関する資料についての理解を自分なりにまとめて、講義開始時に提出すること。知識もさりながら、広く関心を喚起し、調べていこうとする態度習慣が重要です。
評価の方法・観点 1.評価の方法 レファレンス業務に精通するため、地域資料を紹介するパスファインダ-をまとめていただきます(50%)。、評価課題レポート(50%)を課します。
2.評価の観点 評価課題レポート(50%)では地域資料の構造・体系について(10%)、公共図書館の地域資料構成や収集計画を略述できる(30%)、地域資料の保存。伝承の理解と解説(10%)で、総合的に判断。
3.出席 「原則として総授業時間数の3/4の出席のないもの」は、「単位認定試験を受ける資格を失うこと」になっています(「単位認定試験規程」第2条第2項)。
メッセージ 身近な居住地でテーマを探し、調べる人の支援ができるように